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トークイベント森達也×丸山友美、テレビドキュメンタリーの未来を語る

テレビドキュメンタリーをつくってきた森達也さんと、昨年『日本の初期テレビドキュメンタリー史』(青弓社)を上梓した丸山友美さんが、テレビドキュメンタリーの未来について語ります。森さんは、かつて著書『それでもドキュメンタリーは嘘をつく』で、NHK『日本の素顔』(1957-1964)に言及し、「記録映画という旧態への革新的なアンチ・テーゼとして」登場しながら、この番組は制作スタイルを転向したことで「後退」し、「作品としては敗北に結びついた」と論じました。丸山さんは、そんな『日本の素顔』を視聴し、当時の資料を渉猟し、関係者へのインタビューを実施して、初期テレビ制作現場での試行錯誤や模索、葛藤、様々な実践を掘り起こしていきました。この労作を出発点にして、テレビドキュメンタリーの未来について展望します。参加無料ですが、事前申込が必要です。

 

〈登壇者〉

森達也:作家・映画監督
丸山友美:静岡大学学術院情報学領域専任講師
飯田豊(司会):立命館大学産業社会学部教授

 

主催:立命館大学 飯田豊研究室
お問い合わせ: 241108@iida-lab.org

 

森達也
作家・映画監督。立命館大学客員教授。監督作品に『A』(1997年),『A2』(2001年),『Fake』(2016年),『i -新聞記者ドキュメント』(2019年)など。2023年9月には初の劇映画『福田村事件』を公開。テレビ放送作品に『職業欄はエスパー』(1998年),『1999年のよだかの星』(1999年),『「放送禁止歌」~歌っているのは誰?規制しているのは誰?』(1999年)などがある。

 

丸山友美
静岡大学学術院情報学領域専任講師。専門は,メディア文化論,メディア社会学。著書に『日本の初期テレビドキュメンタリー史』(青弓社,2023年)がある。分担執筆に,『テレビの民俗誌(仮)』(ナカニシヤ出版,近刊),丹羽美之編『NNNドキュメント・クロニクル 1970-2019』(東京大学出版会,2020 年)などがある。

日程
2024年11月8日(金)
時間
19:30-21:00
料金

参加無料

※要事前申込

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