レクチャートーク開催中
対話シリーズポストアート論からシン・ポストアート論
室井尚が1988年に書いた『ポストアート論』から、最後に草稿として2017年に書き始め未完に終わった『シン・ポストアート論』の刊行をめぐり、80年代に表現活動をスタートしたアーティスト、美術館学芸員、批評家の方々ととかつて80年代に考えていたことと、今自らの中で問題としていることの変遷や今後をどうみるかなど対話してみる場をつくる。
各回一時間予定。
◎第1回:2024年12月26日 19時より
ゲスト:KOSUGI+ANDO(アーティスト)
『シンポストアート論』で室井尚が「忘れえぬ人」としてラインナップした、80年代に京都市美術館アンデパンダン展で大々的なインスタレーションを発表したユニット。
◎第2回:2025年1月9日 19時より
ゲスト:秋庭史典(名古屋大学・情報学部 教授・美術批評)、奥村泰彦(和歌山県立近代美術館学芸員)
美術批評美学者の立場から室井とも親交があった秋庭と80年代より美術館勤務し、同時代のアートを見つめてきた美術館人としての奥村によるポストアートを当時どう見たか、そしていまを考える。
◎第3回:2025年1月31日 19時より
ゲスト:平野治朗、山部泰司(アーティスト)
コンブレッソプラスティコとしてヴェネチアビエンナーレにも参加し、のちにソロでは銀河という活動で社会と人とのつながりを求めるアート活動を展開、東日本震災後南九州に移住し、現在も自給自足的な生活を京都府北部を拠点としている平野と、80年代にフジヤマゲイシャや、イエスアート展などを中心的に展開して画家として活動し現在も精力的な発表を続ける一方京丹波に移住し農業も積極的に行っている山部との異色ともいえるアートな楽しい少し陰謀論的な80年代から今の変化、社会をどうみるかなど対話。
◎第4回:2025年3月28日 19時より
ゲスト:吉岡洋(美学者)、小山田徹(アーティスト)
室井尚と対談予定だった12の哲学を、彼の没後も続けてさらに「土曜の放課後」としてこの一年もトークを展開してきた吉岡洋さんに改めてポストモダン、ポストアートとはなんだったのかを聞く。
◎主催・連絡先:
「シン・ポストアート論」編集チーム(代表:室井絵里)
070-5027-8168
erimuroi@gmail.com
- 日程
- 全4回:2024年12月26日、2025年1月9日、2025年1月31日、2025年3月28日
- 時間
- 各回:19時〜(1時間の予定)
- 料金
1000円(予約不要)